旅行は47都道府県中36くらいは行きました。複数回行ってる県もあります(一番多いのは静岡ですね。静岡も相当いい所です)観光名所や名産のクオリティがすごいと感動する事もありますし、何気ない旅館の方や旅先の人々の心遣いが嬉しいと感じる事も楽しみの一つです
熊本で、阿蘇のあたりをバスで移動していたらバス停でもない所で車が停車。乗客は私たちだけで「?」となった所、運転手さんが「ここの見晴らしが一番いいんですよ。写真もどうぞ」とサービスで止めてくれました。ありがたい、キレイ!と感動するより「ダイヤ乱しちゃって大丈夫なんだろうか」と心配する気持ちの方が強く、早々に「ありがとうございました」となりました。
会津の大内宿近くの宿では、一泊夕朝食付きのプランでお世話になりました。宿泊施設は基本「右利き」想定で配膳をするのがルールっぽいですが、私の相方は左利きなので位置を直してから食べ始めます。翌朝朝食を頂こうとしたら相方の席は「左利き」で準備されてました。向かい合いの席で私がそっちに座るかもしれないのに。夕食時の位置、食事中の観察で「こっち!」と決めたんでしょうが凄かったな、と印象に残ってます。
和歌山でも渡瀬温泉で、チェックアウト時に野菜ちらし寿司を頂きました。夜食を用意する宿は割と多く自分も経験がありますが、出立時に頂いたのはこれ以降に行った旅先でもありません。いつもか、この時期だけなのか不明です。客がいつ食べるか、食べるまでどう保存するか読めないですが、傷んだもので食中毒を起こすと責任を問われるケースもありますし、今はネットで情報発信が容易な為評判に響いてしまう可能性もあり得ます。宿側も考慮して酢を使ったり傷みにくい素材にしたのだろうと思います。利用した宿は山中なので、離れてしまうと飲食店やコンビニなども無く、リスクがあっても心遣いを優先してくれたのでしょう。
旅行はやっぱりいいな、と思い出した例を幾つか挙げてみました。最近は無茶なクレームやとにかく得しないと気が済まない人が多く気が滅入りますが、今後もおもてなしをしてくれる人も多い事を、「嬉しい」と感じられるようありたいです
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