三が日も間もなく終わり、僕もそうですが明日から始業という方も多いでしょう。年末拡大が加速したコロナ影響も大きく、帰省や年末年始の旅行を取りやめた方も多いとニュースでも大分報道されていました。そのせいか、いつになくスーパーの混雑ぶりがすごく、31日夕方に買い出しに行ったら野菜、肉、魚介で売り切れ状態が続出して、レジも長蛇の列という光景で東日本大震災を思わず思い出しました。
ここ数年、帰省していない時は相方が関西風雑煮を作ってくれるのが習慣だったのですが、今年は私のルーツ的な雑煮を作ってみました。
ルーツというとちょっと大げさですが、子供の頃、冬休みは母方の実家(千葉)で過ごすのが習慣で、雑煮も祖母の作るものを食べてましたが、小学生ながらに「ウチのはよそと違うな」と思いながら食べてました。
関東圏は鰹節や昆布出汁に醤油で味付けし、具は鶏肉、蒲鉾、小松菜あたりがスタンダードな感じなんでしょうが、祖母の雑煮はサトイモとアオノリのみ。しかもかなり薄味。汁をあらかじめ作っておき、ストーブで餅を焼きアオノリを炙って完成、という雑煮です。
再現してみて特に汁が全く似せられず、鰹節で作ったのですが祖母の雑煮は「出汁」感が全然ないのに味はちゃんとしていて、何で出汁を引いてたのか聞いとけばよかったと悔やまれます。
この時期は毎年雑煮の地域差みたいな記事をニュースで見かけますが、由来や理由まで調べてみると面白いなと感じますね。
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